棚板を買ったとき、梱包材として使われていたのは、厚みが2センチ、幅が6センチくらいの細長い厚手のダンボールでした。断面は波打った独特の質感で、普段見慣れているダンボールとは違い、それだけで存在感がありました。何かの工作に使えそうと思い、取っておきました。
この素材でアートフレームを作ることにしました。特別なことはせず、このダンボールで作品を囲むだけ。すると、箱のようなフレームができました。厚手のフレームは立体的な作品を保護するのにぴったり。それだけでなく、積み重ねて長期保管するのにも適しています。
捨てられるはずだった素材に新しい役割が見つかってとても嬉しく、このアイデアは気に入りました。手順をご紹介します。

Instructions for making

Step 1. Cut the Chipboard

額装したいアート作品をチップボードの上に置きます。チップボードを、周囲に段ボールの縁取りのための余白を残して切り取ります。今回は、娘と一緒に作った紙に描いた木製の人形を額装することにしました。作品自体は約 13 x 10 インチです。チップボードを 4 枚つなぎ合わせて、21 x 16 インチのベースを作りました。

Step 2. Make a Frame

フレーム用チップボードの四方にボール紙を置きます。余分な長さをカッターナイフで切り取ります。厚みがあるので、一気に切ろうとせず、刃を数回当てて慎重に切ります。すべての長さを切ったら、白い接着剤でチップボードにしっかりと接着します。接着剤が浮いてしまわないように、しばらくフレームの上に重しを置きました。

Step 3. Finish with Paper Tape

これはオプションです。フレームの表面を平らにするために、梱包用のクラフト紙テープを上から貼ってみました。

Step 4. Completed

紙のフラットな表面と波打つ断面の質感が美しいアートフレームを創り出します。

For Protection of Delicate Works

これは、私たちが過去に手がけたプロジェクト「 The Sound ‘B’ Creatures 」に使用したフレームです。段ボールのざらざらとした質感が、有機的でナチュラルな作品とよくマッチしています。厚いフレームが立体的な作品を守り、このような壊れやすい作品でも積み重ねて長期保管することができます。

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